「頑張ってね」と言われることが誰しもあると思う。自分の中で頑張れるなと思うときはそういう言葉はありがたいのだが、頑張ると辛くなるというときは、その言葉がうっとうしくなったりする。世の中努力しても、結果が実らないときもあるので、僕が他人にそう言うときは、よっぽど、それを言う対象者が頑張れるなと思うときにしか言えない。

そんなことを言うくらいなら、まず自分がちゃんとしないとと思っている。今の世の中、ハンディキャップを抱えている人を見かけるのが日常になった。普通の人には理解しえないハンディキャップを乗り越えるために、強い精神力をもって戦っている人が沢山いる。

他人から言われるのではなく、自発的に頑張ろうとしている人は、表情も引き締まっているし、強気なオーラが出ている。障害者のほとんどの人が好きで障害者になったわけではないと思う。障害なく生きていけるなら、それにこしたことはない。

僕は、そういう風に生きている人に「頑張ってね」なんて軽々しく言えないのである。また、誰しもプレッシャーを感じる時があると思う。受験や、会社の面接、仕事のノルマなどなど、失敗してはいけないと、気を引き締めてプレッシャーのかかる場面を乗り越える人もいる。

ただ度が過ぎて、毎日プレッシャーに悩むという人にとっては「頑張って」と言われることは辛いことだ。体も精神もいっぱいいっぱいになった上にさらにドンと何かを頼まれたら潰れてしまうだろう。だから「頑張れ」というフレーズはよくよく考えた上で使うようにしている。